ハーブティー

ハーブティーを楽しみましょう!

一口にハーブティーといってもいろいろな種類があります。日本人になじみのある緑茶も、茶葉に薬効があるといわれているため広義ではハーブティーの一種といえます。

 

ハーブとは、薬として役立つものやスパイスなどで利用される植物のことを指します。元々はヨーロッパで広まった考えで、薬として使われる薬草を指しており、花や木などはハーブとはいわれていませんでした。現在では、ローズヒップやオリーブなど、花や木もハーブとして扱われています。ハーブティーは、それらハーブのエキスをお湯などに溶かし出してお茶として楽しむ方法です。薬とは違いすぐに効くというものではありませんが、体を整える助けをしてくれるのです。東洋医学では漢方の考えに近いかもしれません。

 

また、ハーブティーの効果はハーブの持つ薬効だけではありません。美味しい味や心地よい香りなどを楽しむことで心をリラックスさせてくれます。ハーブティーを楽しむ素敵な時間を持つこと、これこそがハーブティー最大の効能かもしれません。ハーブティーの中には多量に摂取すると人体に有害となってしまうものや、持病などに対してマイナスに働くものもあります。ハーブティーを楽しむ時には、種類や量に充分ご注意ください。

ハーブティーの効果効能

ハーブティーにはさまざまな効能があります。以下に代表的なハーブとその効能をまとめてみました。
■アップルフルーツ:整腸作用、消化促進 、泌尿器疾患に。ビタミンC、タンニンなどを含みます。
■オレガノ:鎮静効果、強壮作用、血液の浄化など。料理のスパイスとして使われることが多いハーブです。
■オレンジピール:利尿作用、整腸作用、咳や痰に。オレンジの皮を使ったハーブ。ビタミンC、Bなどが豊富。香りが爽やかなのでブレンドティーに用いられることが多いハーブです。
■ジャーマンカモミール:消化促進、鎮静作用、抗炎症作用など。精神的なリラックスをもたらすといわれています。
■コリアンダー:消化促進、偏頭痛の緩和、腸内のガスの抑制。独特の香りで独特の香りで、カレーなどエスニック料理のスパイスとしても使われます。
■シナモン:殺菌効果。風邪のひきはじめに飲むと効果的です。
■ジャスミン:脂肪分解、精神安定。香りが良いことで人気のハーブです。
■ステビア:デトックス、美肌など。砂糖に変わる甘味として人気があります。シミやシワ、ニキビなどにも効果があるそう。
■バジル:免疫力の向上、消化促進。料理にも使われるハーブです。消化吸収を助け、胃に優しく働きます。

飲み方

ハーブティーは、一度に沢山の量を飲むより、何度かに分けて飲む方が効果的です。ハーブティの有効成分はさまざまな効果をもたらしますが、人体で必要な量は決まっています。必要以上の量を摂ると、そのまま吸収されずに出ていってしまったり、処理におわれて逆に内臓に負担をかけてしまうものなどもあります。そのため、一度に沢山の量を飲むのは、あまり効果的とはいえません。できれば飲んだ後、それが消化吸収された頃に次の一杯を飲むようにしてください。3食後など決まった時間に飲む習慣をつけるのもおすすめです。

 

時間を決めずに好きに飲むのも良いのですが、続けて飲まずに時間をあけるようにしてください。また、ハーブティーの効能によっては、精神を落ち着かせ眠りを誘うようなものや、逆に覚醒させるもの、腸を刺激して排泄をうながすようなものもあります。TPOを考えて飲むハーブティーの種類を選ぶようにしてください。小さなお子さんがハーブティーを飲む時には、薬効などに注意して大人が飲む量の1/4〜から飲み始めるようにしてください。

 

緑茶などは、同じ葉を使って何度か淹れることもありますが、ハーブティーの場合は1煎めで成分の80%が抽出されるといいます。2煎めは、味や香りは楽しめても効能はあまり期待できません。

便秘とむくみに

男性は下痢に、女性は便秘に悩む人が多いといいます。それは女性ホルモンの働きのせいだといわれています。女性ホルモンは排卵をうながすエストロゲン、排卵をおさえるプロゲステロンの2種類あります。プロゲステロンが分泌されると、大腸の水分吸収が盛んになるという弊害が起こります。水分の少ない便はかさが少なくなるため、うまく直腸へ運べなくなり、便秘になってしまうのです。また、体の中に水分がたまり、むくみやすくなるのもこの時期です。ただ、毎日排泄しなくても、すなわち便秘というわけではありません。定期的に排便があるようなら、問題ないといえます。

 

便秘になってしまった時、薬に頼らずハーブティーで改善が見込めます。慢性的な便秘はつらいものですが、下剤などに頼るとだんだん薬の数が増えていき、薬なしでは排便が困難な状況におちいりかねません。できればハーブティーなどの優しく自然な作用でのお通じを目指してみてください。便秘には食物繊維、むくみには利尿作用のあるハーブが効果的です。・ローズヒップ・フェンネル・センナ・マルベリー・ギムネマ・コリアンダー・タンポポ・ドクダミ・ルイボスなど。

 

それから、便秘やむくみを解消するには、適度な運動とバランスの良い食事が必要です。ハーブティーを飲んで安心せず、体を動かすよう頑張ってみてくださいね。

フレッシュハーブティーの淹れ方

フレッシュハーブは、その名の通り新鮮な生きたハーブのことです。庭やプランターなどで手軽に作れて、美味しいハーブティーになるハーブにスイートバジルやミント、レモンバームなどがあります。フレッシュハーブティーは、生きたままのハーブを使うちょっと贅沢な楽しみ方です。薬効の面からはドライハーブの方が効果があるとされていますが、新鮮な香りやキレイな色を楽しむならフレッシュハーブがおすすめです。

 

ハーブを摘んで良く水洗いします。固い茎のものは葉だけ、柔らかい茎のものは茎ごと使います。適当な大きさに切って、ティーポットに入れます。フレッシュハーブの場合は、ドライハーブの3倍の量が必要だといわれます(ドライハーブはティースプーン人数分+1杯)。沸騰したてのお湯を注ぎ、蓋をします。3〜5分ほど蒸らして出来上がりです。フレッシュハーブティーは、生の葉を使うため青臭さが出ることもありますが、何種類かの葉をブレンドすることで美味しく飲むことができます。おすすめは、ミントやレモンの香りのハーブ。爽やかな香りで、すっきり飲みやすくなります。それでも気になるようなら、蒸らす時間を少なめにする、ハチミツなどを加える、ジュースなどで割ってみるなどの方法もあります。